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動作原理

ミリ波レベル計はFM-CW方式のレベル計です。
FM-CW方式とは、一定の周期で周波数を変調させながらミリ波を送信し、ターゲットで反射、受信された時に送信しているミリ波との周波数の差を、往復の伝搬時間に変換、距離として計測します。
1.変調周波数 f0 を アンテナ から送信します。
2.ターゲットで反射した f0 をアンテナで受信します。
この時 f0 は t1 のタイミングで受信されます。
3.f0 が受信された際の周波数は Δt 分ズレた周波数f1 となっており、
Δf ズレて受信されたことになります。
4.この周波数差 Δf は、Δt(変調周期に伴う差分)との関係から
往復の伝搬時間 t に変換することができます。
5.この伝搬時間 t に電波の伝搬速度を演算することで距離 D を求め
ます。
使いやすさを徹底追及した便利な機能
スマホでらくらく調整
清掃後もカンタンに角度調整 \特許取得/
Bluetooth接続でスマートフォンやPCから設備の調整がおこなえます。調整のための配線は必要ありません。近づくことが難しい現場でも安全な場所から操作可能です。
方位・角度検出機能を搭載。点検や更新時に設備から取り外した場合でも、復旧が簡単です。
付着警報や点検予定日をお知らせ \特許取得/
360°全方向エアパージ機構で付着防止

センサ面の付着がひどくなるとオペーレーターが発見しやすいように、電流出力信号(4-20mA)にビートを刻んでお知らせします。点検日を指定しても同じようにお知らせします。誤動作を未然に防ぎ安定した測定をお約束します。(特許第7127917号)
発信面は360°全方向からエアレーションできるパージ機構を採用。これを使用することで、発信面への付着を防止することができます。
安心の電波法適合商品

レーダー式ミリ波レベル計は、特定小電力機器に登録された電波法適合品です。電波法を気にすることなく屋内外でご利用いただけます。
特定無線設備の種別:証明規則第2条第1項第8号
無線設備/特定小電力機器
認証番号 :001-A19642
アプリケーション例
狭い空間での計測
比誘電率が低い物質


指向性が高い(放射角が約4°と狭い)ため、サイロ内が複数に仕切られた狭い空間であっても計測が可能です
従来のマイクロ波レベル計で計測できなかった低比誘電率の測定物も計測が可能です
高温物質


電波を利用しているため温度やガスの影響を受けません。プロセス温度最大200℃のため、人が近づけない環境でも測定が可能です。
不感帯がフランジ下の測定基準点から0.3mと短く、従来のホーンアンテナタイプと比べタンクの上限まで計測することが可能です。
世界最高水準の理由
ミリ波レベル計の世界最高水準の性能を保証する検査施設『Waveラボ』を設置
ミリ波レベル計のために簡易電波暗室構造の大型自動検査施設「Waveラボ」を社内に新設しました。
外乱反射の影響を受けない電波暗室としては国内でも最大級の長さ20mを誇ります。
ここから世界最高水準の性能をご提供いたします。
Waveラボの仕様詳細はこちら

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