レベル計

レベル計とは、タンクやサイロなどの貯蔵レベル、河川や潮位などの水位を連続的に計測するセンサです。物性・測定環境・用途により様々な方式が存在します。

機械式高炉サウンジング

機械式高炉サウンジングは製鉄所の溶鉱炉内の操業管理のレベル計測を目的として専用設計・開発されました。

炉頂部より重錘を巻下げ、炉内の原料に着床した後、原料のレベル変化に追従する事により、その変化量を電気信号に変換して出力します。

耐久性に優れた機構・構造のため、高温・高圧で高濃度ダストが存在する過酷な環境下でも安定してレベル計測が可能です。

国内外の多くの高炉でご利用いただいております。


測定物を確実に捉えて計測


測定物の感知を物理的にウエイトを使って行うため、人の手で計測する感覚に近いことから安心と信頼をいただいております。
その測定物の検出には一方向クラッチと滑りクラッチを組み合わせた特殊減速機を使用しています。これによりウエイトが着床した時のワイヤロープのテンションの変化をとらえレベル変化への追従を実現しました。


粉塵・ガス・高温温度・高圧でも計測


高炉内の高温・高圧環境に対応するためワイヤロープはΦ14mm以上を使用し、吊り下げるウエイトは約140kgになります。
それらを支え収納するワイヤドラムやドラムケースは炉内圧に耐えるため強固なつくりで外部へガスが漏れないよう軸シールを行っています。


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