
多くの人々にとって、インターネットは仕事でも趣味でも使われるようになり、生活に欠かせないツールの一つとなっている。
インターネットの普及や技術の進歩,更に通信速度が向上しているため、情報の管理や提供するコンピューターは大きくなっている。
コンピューターが大きくなればなるほど、それを収める容器(部屋)が必要となってきており自身で容器(部屋)を管理することもあれば、他人が管理することもある。その容器(部屋)のことをサーバールームと呼んでいる。
■【サーバールームとは】

サーバールームとは、サーバー(server)が置かれている部屋(room)のことである。
では、サーバーとは何か?「サービスを提供する側のコンピューター」のことで、サーバーの役割は「ファイルの保管」「情報処理」「サービスの提供」などである。
サーバーにもいろいろな種類があるが、多くのサーバールームはセキュリティ上の観点などから個別の容器(部屋)を用意して管理されている。
大切なファイルや情報が詰まったサーバーは、情報漏洩や情報破損が起きることを回避するため、鍵の掛かった部屋で人の往来がほとんど無い環境となっていることが多い。
■【なぜ災害が起きるのか】

火の気や人の出入りが少ない部屋で何故災害(火災)が起きてしまうのか?その原因を探る必要がある。
(1)コンピューターを稼働させるためには電源が必要である。
(2)コンピューターを止めることができず24時間365日通電状態であるため、熱を発する。
(3)コンピューターの発熱を冷やすために空調を常時稼働させ、空気を循環させなければならない。
(4)コンピューターの点検のため、定期的に人の出入りが起こる。
(5)サーバールーム内の定期的な清掃がおこなわれていない。
これらの考えられる要因から察すると、定期的におこなわれる点検作業で人の出入りがあり、人に付着した埃や扉の開閉による塵埃が部屋に侵入してくる。また、建屋の隙間から侵入してくる塵埃も少なからず起こり得る。
部屋の侵入してきた塵埃が冷却のための空調により部屋内のあちらこちら巻き散らかされ、時には空調の気流に乗って空間を浮遊することもある。
この状態が長期に渡り繰り返されていると沈降した塵埃が電源部に堆積し、電極間を短絡させてしまい電極間に微小電流が流れ電源部分が劣化、炭化導電路(トラック)ができ、そのまま使用を続けていると発火してしまうのである。
■【災害を防ぐにはどうすれば良いのか】
定期的な部屋の清掃をおこなうことで電源部への塵埃の堆積を抑えることができる。
ただ、定期的な清掃のサイクルが読めず無駄に人件費がかさんでしまう恐れがある。
そのため、粉塵計による室内の清浄状態を監視することで清掃時期がわかり、必要に応じて清掃作業を実施できるため、人件費を抑えながら災害を防止することができる。
■【使用する粉塵計はこれ!】

サーバールームなどの限られた空間の中で微量に浮遊する粉塵量を計測するには、
「エアパーティクルモニタ」を使用します。
エアパーティクルモニタは空間の汚れや埃等の質量濃度を監視するセンサです。
サーバールーム、クリーンブースやオフィス、ホテル、工場内等の発煙や粉塵・PM2.5等の濃度を監視でき、労働環境や安全に貢献します。また、制御盤内の浮遊粒子監視でファンフィルタの破れ検知も可能です。さらに人の密具合の測定などにも利用できます。
3つのメリット
1.室内労働環境改善・製品品質向上に貢献します。
2.換気設備と連動させ、換気が必要な時のみ稼働させる
ことで省エネ効果が期待できます。
3.WiFi機能を搭載しており、パソコンやスマート
フォンで離れた場所からでも機器にアクセス・
監視ができます。
空間のほこりや浮遊粒子をリアルタイムで監視できる エアパーティクルモニタ | ||
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エアパーティクルモニタは空間の埃やエアロゾル等の質量濃度を監視するセンサです。 |
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