鶏糞を燃料とするバイオマス発電での課題
鶏糞を燃料とするバイオマスプラントでは、サイロ内を水分を含んだ鶏糞が舞い付着が起こりやすい環境です。
この事例では、既設に非接触式の超音波レベル計を使用していましたが、レベル計にも鶏糞が付着し成長するためメンテナンス頻度が高いという課題がありました。
付着の影響で1回/月以上の清掃作業が発生し保守業務を圧迫!
特殊アンテナで解決!

このような場合は、マイクロ波レベル計が有効です。
但し、標準のままではマイクロ波レベル計のアンテナにも付着が発生してしまうため、特殊アンテナで付着を防止しました。
それが「PTFEコーティングアンテナ」です。
注目ポイント
付着しても洗い流せばいいんです!

このPTFEコーティングされたアンテナは疎水性となり水を弾きます。
結露と粉塵の混在する環境において、粉じんが付着しても結露の水がそれを洗い流します。
【注意】
これはサイロ内が結露しやすい現象を逆手に取った対策です。そのため、このような用途はアンテナ内が結露で常に濡れているほうが効果を発揮します。付着物が乾燥して固着状態になるような環境では効果を発揮できません。
対策後1年経過しても付着は殆ど見られず、
メンテナンスフリーの期間を記録更新中です。
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