カイゼンガイド

溶けた鉄をレベル計測|製鉄所溶鉱炉


高炉でのレベル計測の課題


製鉄所の高炉では高温に溶けた鉄の原料となる銑鉄が生産され、トピードカー(もしくは鍋)で次の工程の転炉へと搬送されます。トピードカーに銑鉄が注がれる時、オーバーフローしないよう常時レベルを監視する必要がありますが、次のような厳しい条件が課せられます。


1. 投入中の銑鉄を回避しながら狭いエリアでレベル計測が必要!

2. レベル計設置エリアの高い周囲温度への耐熱性が必要!

3. トピードからの高温の輻射熱への耐熱性が必要!


 


マイクロ波レベル計と冷却ボックスで解決!


高温の測定物を計測するためには温度による誤差があってはいけません。非接触式のマイクロ波レベル計であれば温度による誤差が殆どありません。
また、高温対策として冷却ジャケットをレベル計に設置することで対応できます。
更に、投入している銑鉄からのノイズ(偽反射波)は、マイクロ波レベル計のソフトで抑制することで湯面を測定することができます。



 レベル計+冷却ボックスで高温環境でも難なく計測!


※マツシマメジャテックは高炉や焼却炉など高温場所での計測のため、環境に合わせ冷却ジャケットを設計・製作します。


 


注目ポイント


こちらは冷却ジャケットの概略構造です。



スパイラル パージで効率よく冷却・付着を防止

①エアクーラーで電子ユニットを冷却
②N2パージでアンテナ内を冷却
③防熱板でアンテナを冷却及び粉塵を阻止



 



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