専用機とロボットの違いは何ですか?
一般に、専用機は用途が特化しているため多用途な作業はできませんが、扱いやすく大量生産に向いています。
一方、ロボットは条件分岐命令を持ち、NC制御を行いません。そのため再プログラムで自律的に多用途な作業が可能になります。半面、特定の作業に対しては専用機の性能には及ばず高価になりやすい傾向にあります。また、専用機にロボットを内蔵する場合も多くあります。お困りの際はご相談ください。
ロボットは人手作業や専用機に勝りますか?
下の比較表をご覧ください。
重いものを繰り返し移動するとか、単純な作業を休みなく延々と続けられるなど、ロボットでできることはたくさんありますが、オールマイティではありません。人手でなければできない作業や、ロボットを使うほどでもない作業などにロボットを導入すると、冗長の設備となってしまいます。 また、専用機は用途が特化されているので、特定の作業には強いのですが融通が利かない面もあります。

産業ロボットにはどんな種類がありますか?
記事にまとめていますのでそちらをご覧ください。
ロボットを導入するためには広いスペースが必要ですか?
1工程(1作業)のみにロボットを導入する場合や、工程ごとの専用ロボットを導入する場合は、安全対策で柵などを設ける必要があるため作業スペースが広くなることがあります。
しかし、ロボット導入とともに作業動線を見直して工程間の製品移動を自動化したり複数工程を1台で行う場合には、スペースを大幅に縮小することが可能です。
また、近年では、人協働ロボットの導入で安全柵が不要になり、省スペースが可能になりました。
ロボットの操作は誰でもできますか?
産業用ロボットはティーチング(プログラミング)によってロボットに動きを覚えさせることができます。当社ではティーチングまでセットアップして納入いたしますので、お客様の操作は難しいものではありません。